1.    隠しファイルとは何?

1.1 隠しファイルの意味

mac 隠しファイル 表示

隠しファイルとは、ファイルを見えないように設定することで、上書きや廃棄などの操作をさせないようにしたものです。その多くは、Macのシステムの動作に関わる重要なファイルです。例えば、OSの根幹に関わるファイルやフォルダー、アクセス・ログやサポートファイル、あるいは設定用のファイルといったものです。

普通にMacを使っている場合には、これらを表示しておく必要は、ほとんどありません。むしろ、隠しファイルのままにしておいた方が、システムが整理されているように感じるでしょう。なお、これらのファイルを削除してしまうと復旧が非常に難しいです。取り扱いには注意しましょう。

1.2 隠し設定にするには?

Mac OS下では、ファイルやフォルダー名を「.(ドット)」から始めるだけで、隠し設定にできます。ただし、普通にファイルやフォルダーを作るときに、名前の先頭を「.(ドット)」にすると「別の名前を指定してください」というメッセージが出るだけで、作成できません。

先にコマンド操作やターミナルを使って、隠しファイルを表示するように設定しておく必要があります。隠し設定にしておけば、データを誤って処分する心配がありません。HDDやSDD上から絶対に消したくないデータがあるときは、隠し設定にしておくとよいでしょう。

1.3 隠しファイルやフォルダーのある場所

隠しファイルやフォルダーは、システム内のあらゆる場所にあります。ですが、特定の場所には、フォルダーが丸ごと隠し設定されていたり、隠しファイルが多く集まっています。例えば、「ライブラリ」「ごみ箱」といったフォルダーです。このほかに、Bashの設定ファイルとして存在する「.bashrc」あるいは「.bash_profile」、Apacheの制御ファイルである「.htaccess」も、普通は隠されています。操作をしたいときは、隠し設定を解除しなければなりません。

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2.    隠しファイルを表示させる方法

Macの隠しファイルはどのようにして表示させればよいのでしょうか。以下では、一般的によく使われる隠しファイルの表示方法を説明します。

2.1 ファインダー(Finder)のショートカットで隠しファイルやフォルダーを見つける

Mac環境で一般的に使われているファイルマネージャーである「ファインダー(Finder)」を使えば、隠しファイルを表示させられます。

隠しファイルを表示させるには、まずFinderを起動させます。次に、隠しファイルを探したいフォルダーをクリックして開き、キーボードの「command(コマンド)」「shift(シフト)」「.(ドット)」の3つを同時に押してください。これで、隠しファイルが表示されます。

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名前の頭文字に「.(ドット)」があるファイルが画面に追加されます。このショートカットはトグル動作なので、再びファイルやフォルダーを隠したい場合には、もう一度ショートカットを実行してください。なお、このショートカットは、公式ホームページの「Mac のキーボードショートカット」では紹介されていません。

2.2 ターミナル(Terminal)を使って隠しファイルを表示させる

ターミナル(Terminal)とは、コマンドを使ってMacに特定の動作をさせるためのアプリケーションです。高度な設定をするときや、複数の動作を一挙に行わせる場合などに用います。隠しファイルを表示設定にしたいとき、ターミナルからコマンドを打ち込むことで表示できるようになります。

しかし、通常のパソコン使用では、ターミナルは使う機会が多いアプリケーションではありません。そのため、使い方がわからない方も多いのではないでしょうか。そこで、隠し設定の解除方法を説明する前に、先にターミナルの立ち上げ方を説明します。

ターミナルの起動方法は以下です。ターミナルをたち上げる場合は、「アプリケーション」を開き、次に「ユーティリティ」を選択して「ターミナル.app」をクリックして起動させてください。

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ターミナルはスポットライト(spotlight)を使っても立ち上げられます。ツールバーなどに置かれている、虫眼鏡状のアイコンをクリックしてください。すると、検索画面が開くので、キーボードを使って「ターミナル」と入力します。すると、入力したワードの候補が一覧で表示されます。その中から「ターミナル」を選んでください。なお、スポットライトの起動にはショートカットキーが割り振られているので、はキーボードの「command(コマンド)」「space(スペース)」の同時押しでも開けます。

そしてコマンドを入力して隠し設定を変更します。ターミナルはキーボードからコマンドを入力して使います。起動させると黒い画面の中に、プロンプトが表示されるので、その後ろにコマンドを入力します。まず、「defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles YES」と書き入れて実行してください。これで隠しファイルが表示されるようになります。

すでにファインダーが起動しているなら、設定を反映させるために、一度ファインダーを閉じる必要があります。手動で閉じてもよいですが、「killall Finder」と打ち込んで実行すれば、ターミナルを使ってファインダーを閉じることも可能です。

ターミナルに慣れておくとLinux環境にも応用が利きます。より高度にパソコンを扱うためには、ターミナルの扱いは必須の知識なので、これを機会に慣れておくとよいでしょう。ターミナルをよく使う場合は、Dockに置いておくと便利です。なお、隠しファイルの表示設定を元通りにしたい場合は、プロンプトの後ろに「defaults write com.apple.finder AppleShowAllFiles NO」と書き込み、実行してください。

2.3 Funterを使って隠しファイルを表示する

「Funter」は、簡単に隠しファイルのオン・オフの切り替えができるMacアプリです。インストールする際には、公式サイトなどから検索してください。アプリケーションからFunterを開くと、「Show Hidden Files」と尋ねるポップアップが表示されます。

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設定をオンにしておくと、隠しファイルが表示され続けます。もちろん、オフにすれば設定は元通りです。なお、このアプリケーションを導入すると、ファインダーのツールバーにFunterのアイコンが表示されるようになります。アイコンをクリックすれば、隠しファイルのオン・オフが切り替わります。

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3.    ライブラリ・フォルダーの隠し表示設定

アプリケーションのキャッシュを削除したいときなど、ライブラリ・フォルダーを開く必要があります。しかし、ライブラリ・フォルダーもやはり隠しフォルダーとして扱われています。このフォルダーを可視化するには、これまでの隠し表示設定の解除とは別途の操作が必要です。

3.1 ファインダーを使う

ファインダーを起動させてください。次に、ファインダーの画面上で右クリックし「表示オプションを表示」選択します。「表示オプション」の画面の一番下に「“ライブラリ”フォルダーを表示」という項目があるので、チェックボックスにチェックをいれてください。これでライブラリ・フォルダーは常に表示されます。

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3.2 ターミナルを使う場合

ターミナルを起動し、プロンプトの後ろに「chflags nohidden ~/Library」と入力します。これで常時ライブラリ・フォルダーは表示されるようになるでしょう。なお、非表示にするには「chflags hidden ~/Library」とプロンプトの後ろに書き入れて実行します。

3.3 一時的にライブラリ・フォルダーを表示させる方法

継続的にライブラリ・フォルダーを表示させる必要がないのであれば、次の方法をとってみるとよいでしょう。まず、ファインダーを起動させます。続いてキーボードの「option(オプション)」を押しながら、ファインダーの移動メニューをクリックしてください。すると、ライブラリ・フォルダーが表示されます。また、ファインダーの「フォルダーへ移動」をクリックし、検索バーに「~/library/」とすることでも、ライブラリ・フォルダーを一時的に表示できます。

4.    まとめ:Macの隠しファイルを表示させたときは、取り扱いに注意

Macでは、システムに関わるファイルやフォルダーの多くは隠し設定にされています。それらを表示するには、ファイダーやターミナル、あるいは専用アプリケーションを使うとよいでしょう。一時的に表示を切り替えるだけなら、ショートカットを使って変えるのが便利です。隠しフォルダーには大切なデータが含まれていることがほとんどなので、間違えて消去してしまうと復旧が大変です。気を付けて取り扱うようにしましょう。