1. 仮想ドライブとは?

仮想ドライブとは、光学ドライブが内蔵されていないパソコンでCDやDVD、BDなどを読み込むことができるように、ドライブを仮想化することを指します。では、仮想ドライブはどのような時に必要となるのでしょうか。

メディアを読み込む用途で使われる光学ドライブは、仮想ドライブと比較して物理ドライブとも呼ばれますが、近年多くの人が使っているノートパソコンなどは軽量化のためドライブを内蔵していないものがほとんどです。しかし、ビジネスシーンなど様々な場面で光学ディスクを読み込む必要が出てくることもあります。そのような時に仮想ドライブを使えば、物理ドライブのないパソコンでもデータの読み込みが可能になるのです。

仮想ドライブ

そして現在、Windows10なら仮想ドライブなしでファイルをマウントできるようになります。さて、仮想ドライブを使うにはなんの意義があるでしょうか?

通常、物理ドライブがない状態でデータを読み込むためには、仮想ドライブソフトを使います。ソフトを使うことで仮想ドライブを作成し、ISOなどの形式のイメージファイルにしたデータをマウントして、物理ドライブでディスクを読み込むのと同様に動作させることができるという仕組みです。

ただし、Windows8以降、イメージファイルをマウントする機能が標準搭載となりました。そのため、Windows10ではイメージファイルを準備すればソフトを使わなくても、右クリックして「マウント」を選択するという2ステップでデータを読み込むことが可能になります。

2. 仮想ドライブを使う理由・メリット

ソフトには仮想ドライブを暗号化して隠したり、パソコン起動時に自動でマウントしたりといった多機能なものもあるので、用途に合わせて選ぶと良いでしょう。それでは、仮想ドライブソフトを使うメリット、デメリットについて説明しましょう。

仮想ドライブ

仮想ドライブでの読み込みには、物理ドライブがないことを補うだけでなく、様々なメリットがあります。仮想ドライブで読み込みをする際には、必要なデータをイメージファイルとしてハードディスク上に保存します。そのため、ディスクを持ち歩く必要がなく、ディスクが傷ついたり紛失したりといったトラブルを防げるのに加え、ライセンス上の問題がなければデータの共有にも便利です。また、ハードディスク上のイメージファイルは動作が早く、ディスクを挿入して読み込むのに比べて時間と手間を大きく省くことが可能です。

さらに、ソフトのなかには複数の仮想ドライブを一度に作成できるものもあり、作業効率のアップに繋がるというメリットもあります。ただしデータである以上、操作ミスやウイルスによる紛失などの可能性もあるため、できればバックアップをとっておくと安心です。また、ハードディスク上にイメージファイルを保存するという性質上、大きなデータを読み込む場合はハードディスクのメモリ容量に注意する必要があります。

3. おすすめ仮想ドライブソフト10選

仮想ドライブソフトは多数あり、シンプルに読み込みのみを目的としたものから多機能なものまで、機能性は様々です。そのため、自分に合ったものを選ぶ必要があります。ここでは、おすすめのソフト10選を紹介します。

3.1 最高の仮想ドライブオススメ:DVDFab 仮想ドライブ

仮想ドライブ

DVDFab 仮想ドライブは、ISOなどの8種類のファイル形式(.bin / .ccd / .dvd / .img / .iso / .miniso / .nrg / .udf)に対応した仮想ドライブソフトで、読み込みだけでなくイメージファイルの作成もできます。最大18ものドライブを作成でき、一括でアンマウントする機能があるほか、Windows起動時に自動でマウントするように設定することも可能です。言語の設定ができ、オンラインヘルプなどのサポートもあるため、安心して利用することができます。

DVDFab 仮想ドライブの使い方:

まず、以下のボタンを押して、DVDFab 仮想ドライブを無料ダウンロードして、パソコンにインストールします。

 i  無料ダウンロード    

インストールした後、通知領域に格納されたDVDFab 仮想ドライブアイコンを右クリックして、「ドライブ数を設定」というオプションでエミューレートしたドライブの数を設定できます。

ISOファイルをマウントして再生する場合は、お使いのプレーヤーを実行します。ISOファイルをマウントしてコピーする場合は、DVDFab DVD コピーなどのコピーソフトを事前に実行してください。

ISOファイルを右クリックして「Eにマウント」を選択します。ISOファイルは自動的に読み込まれます。

DVDFab 仮想ドライブの使い方を詳しく知りたいなら、無料で超簡単!Windows10でISOをマウントする方法 まとめ 記事をご覧ください。

3.2 ほかの仮想ドライブ9選

★ DAEMON Tools Lite

仮想ドライブ

仮想ドライブの定番ともいえるソフトで、ISOをはじめとしてよく使われるほとんどのファイル形式のイメージファイルに対応しています。最大4つの仮想ドライブを作成できるほか、MDX・MDS・ISOの形式でイメージファイルを作成することも可能です。これらの機能は無料で使うことができますが、ディスクへの書き込みなどが可能になる有料版もあります。

★ WinCDEmu

仮想ドライブ

イメージファイルのマウントおよびアンマウントだけというシンプルな機能性で、簡単に操作できるのが魅力のソフトです。操作方法はイメージファイルをダブルクリックするだけと非常に簡単で、アンマウントも同様にダブルクリックで可能です。対応フォーマットは、ISOをはじめとした7つの形式に限られます。

★ gBurner Virtual Drive

仮想ドライブ

最大16の仮想ドライブを作成できるソフトで、30種類近くの多様な形式のイメージファイルに対応しているのが特徴です。Windows起動時の自動マウント機能もあります。

★ SoftPerfect RAM Disk

仮想ドライブ

ハードディスクよりもかなり高速に動作するRAMディスクを作成できるソフトです。RAMディスクは、ハードディスクの一部を使って仮想ドライブを構築することで作られるため、メモリの容量は確保する必要があります。作成するRAMディスクの数はメモリ容量に合わせて自由に設定でき、およそ26のRAMディスク作成が可能とされています。また、作成したRAMディスクはWindows起動時に自動でマウントされるなど、作業効率の向上に役立つソフトです。

★ VSuite Ramdisk (Free Edition)

シンプルな操作性で、仮想ドライブを構築してRAMディスクを作成できるソフトです。Windows管理外のメモリも使って最大128の仮想ドライブを構築することができるとされており、ハードディスクを有効に使うことができます。また、Windows終了時には自動でバックアップをとる機能もあり、無料のソフトながら機能が充実しているのも魅力です。

★ Vonuff Vdrive

イメージファイルを右クリックするだけという簡単なステップで、仮想ドライブ化し動作させることのできるソフトです。マウントの際にはマウント先の指定やWindows終了時の自動アンマウントの有無など、使いやすいように設定することができます。普段使っているデータを仮想ドライブ化して快適に使いたい場合などにおすすめです。

★ QILING Disk Master Free

ハードディスクのメモリを使って、仮想ドライブの構築やRAMディスクの作成ができるソフトです。作成したRAMディスクはWindows終了時にアンマウントするか保存するかを設定できるほか、バックアップ機能も備えています。また、ハードディスクの状態をチェックする機能があるのも特徴です。作成できるRAMディスクは、1つとなっています。

★ StarWind RAM Disk

メインメモリを使って複数のRAMディスクの作成ができるソフトです。日本語対応のソフトではないため、慣れるまでは操作が難しいこともあるかもしれません。仮想ドライブ化の際には、RAMディスクのサイズ指定なども可能です。

★ CueMounter

音楽イメージを仮想ドライブを使ってマウントできるソフトで、マウントしたデータはCDから取り込んだのと同様に様々なデバイスで楽しむことができます。対応している形式は、mpcやmp3、 apeなどです。

4. 仮想ドライブ化には用途に合わせたソフトがおすすめ

仮想ドライブソフトは操作がシンプルで分かりやすく、書き込みもできるなど無料で使える機能が充実しているものが多数あります。Wndows10ではソフトを使わずにマウントすることも可能ですが、ソフトを使えば複数のファイルをマウントする必要がある場合にも快適に作業することができるなど、自分に合った使い方ができるのも魅力です。物理ドライブがない方や作業効率を上げたい方は、試してみてはいかがでしょうか。