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録画したテレビ番組を他のメディアにダビングするための基礎知識
まず、テレビ番組を録画する方法は「外付けHDDを使う」「テレビ内蔵の録画機能を使う」「ブルーレイレコーダーを使う」の3種類があります。
基本的に、さまざまな対応機器での再生互換性とセキュリティを同時に実現するコンテンツ保護技術であるSeeQVault対応商品以外では、録画したテレビ以外で録画番組を再生することはできません。例えばテレビAで外付けHDDに録画したテレビ番組はテレビBで再生することができません。
一方、ブルーレイレコーダーであればテレビ同士の互換性の問題をクリアできますので、テレビAでブルーレイレコーダーに番組を録画し、そのブルーレイレコーダーをテレビBに接続してテレビ番組を再生する、という方法はOKです。
注意点としては、LANケーブルを使ったダビングは、テレビとレコーダーが同一メーカーでないと、動作保証がされていません。別メーカーの場合はダビングが正常に行えない場合がありますので気をつけてください。
最後に、テレビ番組データにはコンテンツ保護の観点より、下記2種類の制限がかけられています。ダビングをする前に確認しておきましょう。
ダビング10 | 地上デジタル放送やデジタル放送で採用。1回録画をしたら、あと9回録画できる |
コピーワンス | 有料放送(WOWOWやスカパーなど)で採用。1回までしか録画できず、ダビングすると元データが消去される |
コピーワンスの場合は原則テレビ放送のバックアップが作成できないので、覚えておきましょう。
録画したテレビ番組を他のメディアにダビングする方法
録画したテレビ番組のダビング方法には、外付けHDDからレコーダー、外付けHDDから別のHDDなどさまざま。
結論からお伝えすると、手軽かつアクセシビリティの高い方法で録画したテレビ番組のバックアップを取りたい方には、録画ブルーレイをDVDFab Blu-ray レコーダーコピーを使って空のブルーレイディスクにバックアップする方法をおすすめします。
ブルーレイは207万画素の高画質、ドルビーTrueHDの高音質が採用されており、一層25GBと大容量だからです。寿命も10年以上と長いため、お気に入りのテレビ番組の保存に向いています。
ここでは、録画したテレビ番組を他のメディアにダビングする方法をみていきましょう。
録画ブルーレイからブルーレイにダビングする方法
テレビ番組を録画したブルーレイを別のブルーレイにダビングしたいなら、DVDFab Blu-ray レコーダーコピーを使いましょう。
DVDFab Blu-ray レコーダーコピーは、録画ブルーレイ(BDAV)の復号化およびコピーが可能なソフトウェアです。BDAVのコピーガード解除技術を搭載しているため、録画ブルーレイのコピーが簡単に行えます。
このソフトを使えば、特別なデバイスを購入したり、再生互換性の問題に悩む必要はなくなります。
DVDFab Blu-ray レコーダーコピーのメリットは、通常コピーできないディスクを無劣化でコピーできるところ。取り込んだデータを空のディスクへ書き込む機能も備えていますので、ライティングソフトを用意することなくデータをブルーレイに書き込むことができます。
また、本ソフトは録画ブルーレイのデータを空のブルーレイに書き込むだけでなく、ISOファイルとしてパソコンのハードディスクに取り込むこともできます。ISOファイルとして保存すればテレビ番組をパソコンで再生できるようになりますので、より楽しみ方が広がりますね!
DVDFab Blu-ray レコーダーコピーの使い方
まず、ブルーレイレコーダーを使ってテレビ番組をブルーレイに録画しておきましょう。そのブルーレイディスクを使って、ダビングを行っていきます。
外付けHDDに録画したテレビをDVDにダビングする方法
ブルーレイレコーダーで録画したテレビ番組や外付けハードディスクに保存されている録画データは、DVDレコーダーを使ってダビングできます。また、ブルーレイレコーダーはDVD-RやDVD-RWなどのDVDフォーマットに対応しているため、同じくテレビ番組をDVDにコピーすることができます。
一般的には下記の方法でデータ移行を行いましょう。詳細手順はメーカーによって異なりますので、取扱説明書を確認してください。
- DVDをドライブに挿入する
- DVDを「VRフォーマット」で初期化する
- ホーム画面からダビングメニューを選択する
- データが保存されているHDDを選択
- ダビング先とダビングするデータを選ぶ
- ダビングを開始する
外付けHDDからブルーレイにダビングする方法
外付けHDDのデータをブルーレイにダビングすることもできます。ブルーレイディスクはレコーダーだけでなくパソコンのドライブでも再生できるため、バックアップの方法としては最適です。
外付けHDDからブルーレイにダビングする際は、外付けHDDをネットワーク経由でコピーしてから、ブルーレイにダビングします。ドライブ内蔵テレビであれば、そのままブルーレイにダビングすることも可能です。
外付けHDDから別の外付けHDDにダビングする方法
テレビの機種によっては、複数の外付けハードディスクを設置してテレビ番組を録画することができます。接続はネットワーク経由でもLANケーブル経由でも可能。
LANケーブルを使用する場合は、外付けHDDとレコーダーをLANケーブルで接続し、テレビとレコーダーを同じネットワークに接続します。あとはメーカーの取扱説明書に従ってテレビ番組を録画すればOKです。
また、家庭内のIPネットワーク上でコピーガードで保護された映像を暗号化して伝送できるDTCP-IPに対応したレコーダーであれば、録画したテレビ以外のテレビやスマホなどからテレビ番組を楽しむことができます。
HDDレコーダーに編集機能が付いていれば、CMをカットして必要な部分だけをダビングすることも可能です。
外付けHDDから新しいブルーレイレコーダーにデータ移行する方法
Panasonic製のレコーダーとPanasonic製のテレビ、など同一メーカーであれば、外付けHDDとブルーレイレコーダー間でデータのコピーが行えます。
方法は下記の3つ。
- 外付けHDDとブルーレイレコーダーをUSBケーブルで接続する
- 外付けHDDとブルーレイレコーダーをネットワークで接続する
- 外付けHDDとテレビをUSBケーブルで接続し、ブルーレイレコーダーとテレビをLANケーブルで接続する
3つ目の方法は、有線での接続とネットワークでの接続の両方を使うようなイメージで、外付けHDDのデータをブルーレイレコーダーに移動できます。
ネットワークで接続する場合は無線LANでも可能ですが、電波の干渉がありネットワークが遅くなったり不安定になったりする場合がありますので、できれば有線を使いましょう。
*詳しい方法については、メーカーの取扱説明書を確認してください。
SeeQVault対応外付けHDDにダビングする方法
SeeQVault対応の外付けハードディスクを使えば、他のSeeQVault対応テレビにつないで、録画番組を再生することができます。録画に使用するテレビ、再生に使用するテレビ、や外付けHDDのすべてがSeeQVaultに対応していることが条件になりますが、この方法なら、録画したテレビ以外でもテレビ番組を再生できるようになります。
*SeeQVaultは4K放送に対応していなかったり、開発したPanasonic、SAMSUNG、SONY、TOSHIBA間の互換性がなかったり、さまざまな課題を抱えています。また、2024年現在、SeeQVaultに対応しているテレビはほぼありません。
故障したブルーレイレコーダーからHDDデータを復旧する方法
ブルーレイレコーダーの不具合の原因は、内蔵されているハードディスクであることが多いです。完全に故障していなければデータを復旧することができますので、電源がつかない、再生できない、などの現象が発生した際は慌てず対処していきましょう。
故障したブルーレイレコーダーからハードディスクのデータを復旧させるための方法は下記4つです。
- 復元ソフトを使う
- 他のHDDにデータを移行する
- メーカーに修理を依頼する
- 業者に復旧を依頼する
- DVD、ブルーレイなどにデータを移動する
ブルーレイレコーダーに対応した復元ソフトは多くありません。もちろん業者に依頼すれば高確率でデータの復元ができますが、費用がかかる点がデメリット。費用をかけず確実にデータのバックアップを取りたい方は、やはりDVDやブルーレイにダビングするのが良さそうです。
まとめ
今回は録画したテレビ番組をDVDやブルーレイ、外付けHDDにダビングする方法を解説しました。もちろん今はTverなんかで見逃し配信ができますが、ストリーミングサービスの見逃し配信は1週間ほどで終わってしまいますよね。やはり録画番組は外部メディアに移動してバックアップを取るのが良さそうです。ブルーレイレコーダーで録画番組を保存したブルーレイのコピーをしたい方は、ぜひDVDFab Blu-ray レコーダーコピーをお使いください。3つのコピーモードで、録画テレビをカスタマイズして自由にバックアップできます!