DVDFab 8/9/10/11/12/13各バージョンの比較！アップデート内容まとめ

DVDFabとは？

DVDFabとはFengtao Software Inc.がリリースするディスクユーティリティソフトのブランド名であり、ソフトウェアの総称です。また、それらのソフトウェアを開発する企業のことを指したり、ソフトウェアに搭載されているシステムを指したりすることもあります。

DVDFabでできること

DVDFab オールインワン

20種類以上の製品を含む、DVD、ブルーレイ、UHDのコピー、変換、リッピング、作成に対応した総合的なディスク処理ツールです。

Cinavia、CSS、AACS、BD+、RCなど、ほぼすべてのコピーガードを簡単に解除できます。録画したDVDやブルーレイ（BDAV）のバックアップも可能です！

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リリース当初からシンプルなインターフェースにこだわっており、ユーザーは深い階層に潜ることなく表面的な動線でディスクをコピーしたりリッピングしたりできます。また、すべての製品で30日間の無料試用版を提供していますので、有料版の機能をたっぷり試すことができます。

DVDFabのリリース情報

初期のDVDFab 8がリリースされたのは2013年。それから何度もアップデートを重ね、2024年現在の最新バージョンはDVDFab 13です。DVDFab 11からはAI機能も搭載され、最新技術がどんどん追加されています。

DVDFab8/9/10/11/12/13の新機能と改良点

DVDFabシリーズは、DVDFab DVD コピーやDVDFab Blu-ray 作成など個別のモジュールを購入することもできますし、すべての機能が使えるDVDFab オールインワンを購入することもできます。また、DVDFabではフリーソフトであるDVDFab HD Decrypterもリリースしています。

さらにDVDFabをインストールすると、抱き合わせでDVDFab miniもインストールされます。DVDFab miniはDVDFabの簡易版で、より軽量なソフトとしてちょっとした処理に活用できます。

ここでは、DVDFab8/9/10/11/12/13の新機能と改良点をまとめました。詳しいアップデート履歴は下記リンクからも確認できます。

https://dvdfab.org/dvd-fab-new.htm

DVDFab 8

DVDFab 8リリース当時に搭載されていたのはコピー・リッピング・変換・作成といった基本的な機能です。登録方法はライセンスキーで、当時はまだ左右型のUIでした。当時としては業界最新の機能を搭載していたもののUIが洗練されているとは言い難く、まだ改善の余地がありました。

DVDFab 9

DVDFab 9ではインターフェースの改善が行われます。DVD Blu-ray変換、Cinavia除去HD機能が追加され、新たに動画変換や動画ダウンロード機能も搭載されました。また、DVDFab 8ではライセンスキーでの登録が必要でしたが、DVDFab 9からはメールアドレスで購入や登録が行えるようになりました。このときDVDFabアカウントセンターというユーザー向けのプラットフォームも制作されます。

DVDFab 10

DVDFab 10ではUHDシリーズやDRM除去for Apple、画面録画＆編集 for iOS、Hi-Fi オーディオ変換など、新製品が次々とリリースされます。また、Cinaviaウォーターマークを除去する機能も搭載されました。ちなみにCinavia除去機能はいわゆるスタンドアロン型のモジュールではなく、DVDやブルーレイの処理を行う過程でその機能を発揮します。

DVDFab 11

DVDFab 11ではパフォーマンス力が大幅に向上します。サポートする出力形式も1200を超え、AI機能も搭載。Engineer AIを独自開発し、AIによるアップスケーリングができるようになりました。また、リッピングと変換モジュールでYouTubeアップローダ機能などが多数追加され、UIも従来の左右型から上下型にアップデート。ソフトの総数が25を超え、DVDFab オールインワンがさらに充実したものになっていきます。

DVDFab 12

DVDFab 12では、4KやHDRといった高品質ディスクの処理に対応します。データ復元やAIに関する製品もどんどん改良され、モジュールがどんどん最適化されていきました。また、仮想ドライブツールも改良されています。DVDFab 12ではソフトの使い勝手を意識したマイナーアップデートが数多く行われました。

DVDFab 13

DVDFab 13の大きな機能としては、AI機能や変換機能がUniFabに、Hi-Fi 音声変換機能がDVDFab Blu-rayリッピングに統合されました。UIが刷新され、ホワイトとブラックを基調とした洗練されたデザインに生まれ変わります。

また、リッピングモジュールの編集機能が強化され、エフェクトが行えるように。変換エンジンが強化され、安定性や互換性が大幅に向上し、パフォーマンス力が格段に改善しました。ちなみにこのアップデートでディスクの書き込み速度が5〜10%アップしています。

さらに購入プラン面では、DVDFab 365という年間単位のサブスクリプションサービスも生まれました。このプランを利用すれば、Windows版とMac版の両方で最大5台までDVDFab製品をサブスクリプション形式で利用できます。

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DVDFab8/9/10/11/12/13の比較

ここでは、機能・品質・操作性という3つの項目で、DVDFab8/9/10/11/12/13を比較してみましょう。

DVDFab8/9/10/11/12/13を機能で比較

ディスクのコピーガードを解除する機能は従来バージョンから搭載されていたものの、DVDFab 12からは最新のコピーガードにも対応できるようになりました。また、DVDFab 11からはAI機能が追加され、古いDVD/ブルーレイの映像を高画質化できるようになります。

動画編集機能と動画ダウンロード機能はDVDFab 8から搭載されていましたが、動画編集機能はDVDFab 13でUniFabに統合され、動画ダウンロード機能はDVDFab 12でStreamFabに統合されます。現在UniFabとStreamFabはDVDFabのサブブランドとして新しい製品をどんどんリリースしています。

アップデートを重ねるたびに処理速度とソフトの安定性が上がったことは言うまでもないでしょう。DVDFab 13ではGPUハードウェアアクセラレーションを搭載し、通常の50倍速でディスク処理が行えます。

DVDFab8/9/10/11/12/13を品質で比較

AAC/AC3への対応はDVDFab 9で行われました。4K/8Kに対応したのはDVDFab 12で、DVDFab 11以降はAI機能を使うことで映像の品質をアップスケーリングできます。

DVDFab8/9/10/11/12/13を操作性で比較

DVDFabは長らく左右型のUIでしたが、DVDFab 10からDVDFab 11へのアップデートの際、上下型に切り替わりました。スマホが少しずつ主流になり上下の目の動きに慣れていたユーザーにとって、この変化は意味があるといえるでしょう。

まとめ

今回はDVDFab8/9/10/11/12/13それぞれの更新内容を比較しました。DVDFabは20年以上の年月をかけて着実にパワーアップしています。常に業界をリードする最新技術を搭載しており、その勢いはまだまだ止まるところを知りません。もちろん安全性に関しても100％クリーンであり、クラック版を使わず利用規約に従ってソフトを使用している限り、危険な思いをすることはありません。今後もDVDFabの新たなアップデートに期待しましょう！