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DVDをUSBにコピーするメリット
DVDをUSBに入れるメリットは、再生環境が広がることだけではありません。ここでは、DVDをUSBに入れるメリットについて解説します。
DVDディスクを保護できる
DVDの映像をUSBに移せば、DVDのバックアップになります。DVDは一般的な保存環境だと5年程度で寿命がきてしまいます。(DVD-Rは178年なんて言われていますが、これは25度の室温と湿度80%を維持した場合の概数です)
お子さんのイベントの動画や結婚式など大切な動画をDVDだけでなくUSBに移しておけば、万が一DVDに破損が起きても慌てる必要がありません。
持ち歩いて車やパソコンでDVDを視聴できる
DVDを再生するには、DVDプレーヤーやレコーダー、DVDドライブが必要です。一方、USBはUSB端子を搭載したデバイスならどれでも再生できますので、パソコンや車載プレーヤーなど、DVDをさまざまなシーンで再生できるようになります。(車載プレーヤーはタイプによって対応形式が異なりますので、必ず確認しましょう)
また、USBであれば小型なので持ち運びにも便利です。旅行先でパソコンを開いてUSBを挿し込むだけでDVDを楽しむこともできます。
複数のデータや大容量のデータを保存できる
DVDの容量は4.7〜8.5GB程度なので、高画質だと1〜2時間程度の映像しか収録できません。USBなら64GBや128GB、中には1TB(1000GB)なんてものもありますので、複数のDVDを1つのUSBに収録することも可能です。
自作DVDをUSBにコピーする方法
自分で撮影した動画を収録した自作DVDであれば、WindowsでもMacでも標準搭載の機能でUSBにコピーできます。
ちなみにDVDの中身を編集してUSBに入れたい方は、コピー/リッピングソフトを使って作業することも可能です。自作DVDにコピーガードは掛けられていませんので、コピーガード解除機能が搭載されていないフリーソフトでも対応できます。
自作DVDをUSBにコピーするのに必要なもの
パソコンとDVD、USBがあれば他に用意するものはありません。DVDドライブが内蔵されていないパソコンをお使いの方は、外付けドライブだけ準備してください。
Windowsで自作DVDをUSBにコピーする手順
1.DVDディスクにDVDを入れて、USBポートにUSBをセットする
2.エクスプローラーでDVDを右クリックしてコピーする
3.データをコピーしてUSBの領域に貼り付ける
Macで自作DVDをUSBにコピーする手順
Macの場合はUSBポートが搭載されていない機種がありますので、その場合は純正のアダプターやサードパーティ製のUSBリーダーを使用してください。DVDとUSBの両方に使用しますので、アダプターは2つ必要です。
1.DVDディスクにDVDを入れて、USBポートにUSBをセットする
2.FinderでDVDを右クリックして「内包しているフォルダで表示」を選択し、中身をコピーする
3.データをUSBの領域に貼り付ける
市販・レンタルDVDをUSBにコピーする方法
市販のDVDにはコピーガードが掛けられているため、コピーガードを回避できるコピー/リッピングソフトを使う必要があります。フリーソフトは最低限のコピーガードにしか対応していませんので、今回紹介するDVDFab DVD コピーやDVDFab DVD リッピングを使うことをおすすめします。
DVDFabは有料ソフトですが、すべての機能を30日間無料で試せる試用版を提供しています。そのため、無料試用期間中にDVDをコピーすれば完全無料でコピーやリッピングを行うことができます。
市販・レンタルDVDをUSBにコピーするのに必要なもの
市販DVDの拡張子は.vobで、パソコンでそのまま再生することはできません。USBに入れてパソコンや車載プレーヤーで再生するには、MP4やMOVなど一般的なフォーマットに変換する必要があります。
市販・レンタルのDVDをUSBにコピーするのに必要なものは下記のとおりです。
- パソコン
- コピー/リッピングソフト
- DVDディスク
- USB
- DVDドライブ(パソコンにドライブが内蔵されていない場合)
市販・レンタルのDVDをUSBにコピーしたい方におすすめなソフトは下記2つです。
- DVDを無劣化/高品質圧縮(DVD-9からDVD-5へ)でコピーできるソフト。出力形式はDVDディスク、ISOファイルVIDEO_TSフォルダの3つ。品質を落とさずDVDをバックアップしたい方はこちらがおすすめ。
- DVDを動画や音声ファイル形式に変換できるソフト。出力形式はMP4、MKV、AVI、WMV、MP3などの1000以上の動画や音声ファイル。パソコンやタブレットで再生したい、DVDの音声だけをNP3としてUSBに入れたい方はこちらがおすすめ。
市販・レンタルDVDをUSBにコピーする手順
今回はDVDFab DVD リッピングを使ってDVDをMP4に変換し、USBに入れる方法を紹介します。MP4だけでなくMOVやMP3などさまざまな形式に対応していますので、再生デバイスや環境に合わせて変換してください。
DVDFab DVD リッピングには動画編集機能も搭載されているため、本編だけをリッピングしてUSBに入れたり、好きなシーンの音声をNP3として抽出したり、いろいろな使い方ができますよ!
プロファイルは下記のようなリストから自由に選択できます。
DVDをUSBメモリーにコピーする際の注意点
DVDをUSBにコピーする際の注意点は下記の3つです。
- USBにコピーしたDVDは個人的に楽しむ
- コピーするソフトは安全なものを選ぶ
- 品質をキープしたい場合はロスレス変換対応のソフトを選ぶ
ここでは、DVDをUSBメモリにコピーする際に頭に入れておきたい注意点を紹介します。
USBにコピーしたDVDは個人的に楽しむ
市販のDVDをUSBにコピーした場合、そのコンテンツは個人的に楽しむようにしましょう。第三者に配布したり販売したりすると、法律に抵触する可能性があります。
コピーするソフトは安全なものを選ぶ
DVDのコピーやリッピングソフトは市場に数多く出回っていますが、中には安全性が保証されていないソフトも存在します。ソフトをインストールする際は、ウイルスソフトに引っかからないか、よく確認しましょう。
品質をキープしたい場合はロスレス変換対応のソフトを選ぶ
DVDをリッピングする過程で品質の劣化が起きてしまうことがあります。DVDの品質をキープしたい場合は、DVDFabのような無劣化でコピーができるソフトを選ぶようにしましょう。
DVDをUSBにコピーしたい方向けのQ&A
コンビニではDVDをUSBにコピーすることはできません。コンビニのマルチコピー機にはUSB端子がありますが、それはUSBの中のデータをプリントするための機能です。
パソコンなしでDVDをUSBにコピーすることはできません。
DVDプレーヤーにはダビング機能が搭載されているものもありますが、これはあくまでもプレーヤーのHDDに保存されているデータをDVDに書き込む機能であり、USBのような外部デバイスにデータをコピーすることはできません。
特に市販DVDをコピーしたりリッピングしたりするソフトはパソコンでしか動作しないため、パソコンなしではDVDのコンテンツを複製することができないのです。
できません。カメラのキタムラではUSBのデータをDVDに焼くサービスは提供していますが、DVDのデータをUSBにコピーするサービスについては非対応となっています。
DVDFab DVD コピーやDVDFab DVD リッピングのよつなコピーガードに対応しているソフトを使用しましょう。DVDFabならディズニーやジャニーズなど、コピーガードが強固なディスクにも対応できます。
まとめ
今回はDVDをUSBにコピーする方法を解説しました。自作DVDの場合はデフォルトで搭載されている機能を使ってドラッグ&ドロップするだけで簡単にUSBにコピーができます。市販DVDをコピーする場合は、DVDFabのようなコピーガード解除機能を有したソフトを使いましょう。DVDFabは処理が高速で動作も非常に安定しています。エラーもほとんどありませんし、動画編集機能が付いているためデータをカスタマイズしてUSBに入れることができますよ!