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今回使っているDVD Shrinkは3.2バージョン、利用中に文字化けや、リージョンコード変更、crcエラーが発生しました。他のサイズオーバーや圧縮収まらないという問題が発生できません。また、DVD ShrinkはISOにリッピングできますが、Blu-rayに対応しない、MP4変換もできません。筆者はsoftaroからダウンロードした日本語版のDVD Shrinkを検証して試したので、安全性には特にありません。安心に利用してください。
DVD Shrink(シュリンク)とは?
DVD Shrink(DVDシュリンク)は、DVDをDVDフォルダ(VIDEO_TS)やISOイメージにリッピングする定番のフリーソフト。層二層(8GB)のDVDを 一層(約4.7GB)に圧縮したり、不要なタイトルや字幕、音声トラックを削除したりすることができます。
DVD Shrinkの機能
- DVD ⇒ DVDフォルダ
- DVD ⇒ ISO
- DVD9 ⇒ DVD5圧縮
- DVDのリージョンを変更またフリー化(3回まで)
- DVDに不要な動画や字幕・音声トラックを削除
- DVDを指定サイズに圧縮
- DVDをダミー化(画像ファイルに置き換える)
名称 | DVD Shrink(DVDシュリンク) |
対応OS | Windows Vista/7/8/8.1/10/11 |
対応言語 | 日本語/英語 |
価格 | 無料 |
対応コピーガード | マクロビジョン、P-UOPs、layer break、CSS |
更新情報 | 開発停止 |
DVD Shrinkの使い方
1. https://dvd-shrink.jp.uptodown.com/windows/download にアクセスして、「ダウンロード」ボタンをクリックします。
保存したexeをダブルクリックして、ガイドに従ってインストールします。
インストール完了後、「完了」ボタンをクリックして、立ち上げたら文字化け問題がなくなり、正常に表記されています。
2. 左上の「ディスクを開く」をタップしてドライブを選択したら「OK」を押します。
3. 読み込み完了するまで待ちます。
4. 設定して「バックアップ」を押します。
右側の圧縮設定で不要な音声トラックや字幕などのチェックを外れてもいい。
「ビデオ」タグで自動や、カスタム、非圧縮など色々選択できます。
5. 出力先デバイスの選択でデバイスと保存先を指定します。
※「DVDリージョン」タグでリージョンフリーになっていることを確認します。
6. エンコードし始め、あっという間に完了です。
DVD Shrinkの評判
メリット
DVD Shrinkは、コピーガードフリーのDVDなら楽にISOイメージやDVDファイルに変換するソフト、完全無料で利用できる点もポイント。今でも多くのファンを魅力しています。CSSなど簡単なコピー防止技術にも対応しており、リージョンフリー化機能も備わっています。
デメリット
ただし、リージョンコードを変えられますが、変更回数に3回まで制限があります。
DVD Shrinkは開発が停止されているため、最新のコピーガードには対応していません。DVDコピー時にエラーが発生しやすく、特によくあるエラーの一つが巡回冗長検査エラー(CRCエラー)です。
また、DVD ShrinkにはDVDの書き込み機能がありません。
DVD Shrinkで巡回冗長検査エラー(CRC エラー)が出る原因
CRCエラーは、DVD Shrink がDVDコンテンツを解読する時よく発生する読取りエラーです。そもそも巡回冗長検査エラー(CRC: Cyclic Redundancy Check error)は、データの転送または保存中にエラーが発生したという信号です。
CRCは、データが正しく転送または保存されたかどうかを確認するためのエラー検出コードの一種で、データパケットが損傷したかどうかを調べるために使われます。このエラーは、ハードウェアの問題、ノイズ、データ破損などにより生じる可能性があります。
ただし、DVD ShrinkにCRCエラーが起こるのは、DVDシュリンクがDVDに実装されている「Rip Guard」や「ARccOS」などのコピーガードを解除できないからでしょう。また、開発停止による最新のDVDをコピーできないこともこのエラーを起こる理由の一つだと思います。
そこで今回は、DVD Shrinkでエラーが発生した際の最良の代替ソフトをご紹介します。
DVD Shrinkのエラーを解決するための最適な代替ソフト
DVD Shrinkは最強のDVDコピーフリーソフトと思われますが、最新のDVDをコピーできません。正直に言うと、最新のDVDでもコピープロテクトを除去してコピーできる無料ソフトがありません。ですが、DVDFab DVD コピーを使えば、無料体験で最新のDVDをコピーできるソフトもあります。
- DVDコピーガード解除力がNO.1、コピーガードを数秒で解除
- 6つのコピーモードでDVDの全体または一部を選択して自由にコピー
- オリジナル品質でDVDをバックアップできる
- DVD9からDVD5への高品質圧縮にも対応
- 高速な処理速度、失敗率がほぼゼロ
DVDFab DVD コピーの機能
- DVD ⇒ DVD
- DVD ⇒ ISOイメージ
- DVD ⇒ DVDビデオ(VIDEO_TSフォルダ)
- ISO ⇒ DVD書き込み
- DVDフォルダ ⇒ DVD
- 圧縮・結合・分割
- チャプター選択可能、字幕/音声トラック選択可能
- すべてのコピーガードを自動的に解除
- 最新DVD、アダルトDVD、DADCプロテクトすべて対応
無料版でできること | 無料版の制限 |
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DVD ShrinkとDVDFab DVD コピーの比較
項目 | DVD Shrink | DVDFab DVD コピー |
対応OS | Windows | Windows・Mac |
料金 | 無料 | 有料(無料版あり) |
DVDコピーガード解除 | 一部だけ | 最新でも対応 |
最新DVD | ✖ | ◯ |
録画DVD | ✖ | ◯ |
DVD ⇒ ISO/フォルダ | ◯ | ◯ |
DVDライティング | ✖ | ◯ |
エラー | 多い | ほぼない |
技術サポート | ✖ | ◯ |
使いやすさ | ★★★ | ★★★★★ |
現在状態 | 開発停止 | 定期的に更新されている |
評価 | 完全無料で利用できる点はいいが、対応できなDVDが多い。偶に古いDVDのISO化・データ化をしたい人におすすめ。 | コピー力が強く、使い勝手がいいソフトで、よくDVDをコピーする人におすすめ。 |
DVDFabでDVDをコピーする手順
チャプター・音声トラック、字幕を選択できます。
「詳細設定」でDVDのラベルやコピー種類を選択できます。
デフォルトで最も長いタイトルを選択しますが、ニーズに合わせて別のタイトルを選択できます(フルディスクモードなら選択するオプションがありません)。
空のDVDに書き込む場合はドライブと空のディスクが必要、ISOイメージとフォルダアイコンをクリックしたら、それぞれISOとフォルダでパソコンに取り込みます。
DVDコピーが始まります。
以上の比較内容から、DVDFabが現時点でより使いやすいDVDコピーソフトであることがわかります。DVD Shrinkにはシンプルなインターフェースと無料で使用できるという利点があります。そこで、次にDVD Shrinkの使用方法と評価をご紹介します。
まとめ
DVD Shrinkは定番中の定番。制限なしのDVDコピーフリーソフトで人気を博しました。ただし、2004年から開発停止となっており、エラーが多く、ほぼ使えない状態となっっています。今はDVD Shrinkより強い無料ソフトはDVDFab HD Decrypterしかありません。しかし、HD Decrypterには制限があるので、手軽にDVDをコピーするには、やはりその製品版のDVDFab DVDコピーがおすすめです。
DVD ShrinkやDVDFab両方とも窓の杜がおすすめしたソフトです。もっと多くのDVD リッピングフリーソフトをお探しなら、「DVD リッピング フリーソフト 窓の杜」までご参照ください。