MACでDVDを焼くソフトをお探しではないですか? DVD作成ソフトは無料・有料を含めて数多くありますが、それぞれの特徴を調べるだけでも大変ですよね。さらに、ものによってはWindowsのみ対応という場合も……。ということで、今回はMacユーザー向けのDVD作成ソフトを8点ご紹介。メリット・デメリットを含めた特徴を解説していくので、ぜひ参考にしてみてください。

Mac用のDVD焼くソフトおすすめ 8選

それではさっそく、Mac向けのDVD焼くソフトを紹介していきます。

Mac用のDVD焼くソフト1:「DVDFab DVD 作成 for Mac」

Mac DVD 焼く
DVDFab DVD 作成 for Mac【30日間無料体験】
  • AVI、MP4、MKVなど200以上の動画ファイル形式に対応
  • 元の動画の高画質を保ったままDVDに焼く
  • 空のDVDディスク/ ISOファイル /フォルダを作成
  • メニューを簡単に作成してカスタマイズできる
  • 最新技術を搭載しており、50倍の処理速度を実現
  • 複数の動画を1枚のDVDに書き込める

もしDVDをコピーしたり、DVD9からDVD5へ圧縮したりしたい場合は、DVDFab DVD コピーをお使いください。最新のコピーガード解除機能を有しているため、市販やレンタルDVDも高い成功率でしっかりコピーできます。

対応OS Windows、Mac
日本語対応
入力形式 M2TS、AVI、TS、MP4、MKV、FLV、WMVなど200以上の動画ファイル形式
出力形式 DVDディスク(DVD-9・DVD-5)、DVDフォルダ(VIDEO_TSフォルダ)、ISOイメージファイル

 

Mac用のDVD焼くソフト2:「DVDStyler」

mac dvd 焼く

DVDStylerは、プレーヤーで再生できるDVD Video形式での処理が可能なフリーソフトです。メニュー画面を細かく設定できるのが特徴で、背景を動画にしたり各ボタンを好きな画像にしたりとオリジナリティを強く打ち出すことができます。その他の編集機能も豊富なので本格的なものを作りたい人に向いているソフトでしょう。一方デメリットとしては、初心者には少し難しいかもしれません。

対応OS Windows、Mac
日本語対応
入力形式 AVI、MP4、MPEG、VOBなど
出力形式 DVDディスク(DVD-9・DVD-5)、DVDフォルダ(VIDEO_TSフォルダ)、ISOイメージファイル

Mac用のDVD焼くソフト3:「Finder」

macbook dvd 焼く

FinderとはMacに標準装備されているファイル管理アプリです。ですがデータDVDを作成することも可能。そのため新たにソフトをダウンロードする必要がなく、さらに操作方法も簡単なので初心者も扱いやすいでしょう。ただしデメリットとしては、データDVDなのでメディアプレーヤーでの再生はできません。パソコン上で見られれば良い、データの管理をしたい、という方におすすめです。

対応OS Mac
日本語対応
入力形式 DVDディスク、ISOイメージファイル、DVDフォルダ
出力形式 DVDディスク

Mac用のDVD焼くソフト4:「Burn」

mac dvd 作成

BurnはMac専用のDVD焼くソフトです。無料でダウンロードでき、操作性が高いといわれています。切り抜きや透かしなどの編集に加え、メニュー作成も可能。動作も軽いので容量の負担も少ないでしょう。ただしデメリットとしては自由度は低めなので、高度な編集機能やオリジナリティあふれるメニュー作成をしたい人はやや不満を感じるかもしれません。

対応OS Mac
日本語対応
入力形式 M2TS、AVI、TS、MP4、MKVなど
出力形式 DVDディスク(DVD-9・DVD-5)、DVDフォルダ(VIDEO_TSフォルダ)、ISOイメージファイル

Mac用のDVD焼くソフト5:「1 Click DVD 作成」

mac dvd作成

1 Click DVD 作成は幅広いファイル形式に対応しており、操作もしやすいので初心者でも無理なく扱えるソフトです。iPhoneやiPadで撮影した動画ファイルもDVDに焼くことができます。また、Apple Storeで取り扱われているという安心感も強みの一つです。一方でデメリットとしては、無料版はテンプレートが2種類など自由度は低め。データを簡単にDVDに保存したい、という方向けのソフトです。

対応OS Mac
日本語対応
入力形式 音楽・動画データ
出力形式 DVDディスク(DVD-9・DVD-5)

Mac用のDVD焼くソフト6:「SimplyBurns」 

mac で dvd を 焼く

SimplyBurnsはCD・DVDの作成ができるフリーソフトです。起動すると5つのモードの選択画面が表示されるので、初めてでも利用しやすいかと思います。ちなみに、そのうちDVDに関するものは「1:1コピー」「ディスク読み込み」「イメージ書き込み」の3つ。「1:1」、つまり丸ごとコピーができるのも魅力です。しかしメニューのテンプレートが無いため、しっかり編集をしたい方には不向きである点はデメリット。

対応OS Mac
日本語対応
入力形式 DVDディスク、DVDフォルダ、ISOイメージファイル、CDディスク
出力形式 非公開

Mac用のDVD焼くソフト7:「Cisdem DVD Burner」

dvdプレイヤーで再生できるように焼く mac

Cisdem DVD Burnerはエフェクトや字幕、アスペクト比など高度な編集機能を兼ね備え、10GB以上のデータや複数ファイルにも対応するタフさも持ったソフトです。メニュー画面も様々な行事やテーマに対応するテンプレートを多数搭載。自由度の高さが魅力となっています。ただしこちらは基本的に有料で、無料版だと焼く時間に制限が設けられています。一度無料版を使ってみて、肌に馴染むようなら有料版に切り替えるのをおすすめします。

対応OS Mac
日本語対応
入力形式 音楽・動画データ
出力形式 DVDディスク(DVD-9・DVD-5)、DVDフォルダ(VIDEO_TSフォルダ)、ISOイメージファイル

Mac用のDVD焼くソフト8:「DVD Memory」

dvd 焼く mac

DVD Memoryは、100以上のメニューテンプレートを備え、画質を保ったままDVD作成ができるソフトです。処理速度の速さに定評があるほか、ワンクリックでDVDやBlu-rayが作れる機能も搭載されています。デメリットとしては、このソフトは無料版/有料版に分かれており、無料版だとテンプレートは3種類のみでワンクリック機能も使えないのでご注意ください。Cisdem DVD Burner同様、無料版をお試しの後、気に入ったら有料版への切り替えをご検討ください。

対応OS Mac
日本語対応
入力形式 MP4、MKV、AVIなど
出力形式 DVD/ブルーレイディスク、DVD/ブルーレイフォルダ、ISO イメージファイル

Mac用のDVD焼くソフトを表で比較

  処理速度 無損失での書き込み DVDフォルダに出力 動画編集機能 料金目安
DVDFab DVD 作成 ★★★★★ 8,280円(無期限版)
DVDStyler ★★★★☆ × × 無料
Finder ★★★☆☆ × × × 無料
Burn ★★★☆☆ × × × 無料
1 Click DVD 作成 ★★★☆☆ × 無料
SimplyBurns ★★★☆☆ × × 無料
Cisdem DVD Burner ★★★★☆ 8,080円(無期限版)
DVD Memory ★★★★☆ × 3,980円(1年版)

Mac DVD 焼くソフトの選び方

MacでDVDを焼く(書き込む)ためのソフトを選ぶ際のポイントについて紹介します。DVD焼きソフトには様々な種類がありますが、自分のニーズに合ったものを選ぶことが大切です。以下は、選び方のポイントです:

1. 対応フォーマットの確認

Macで使用できるソフトの中には、DVD-Videoやデータディスク、Blu-rayなど、対応するディスクの種類が異なるものがあります。特にMP4、MKV、AVIなどの一般的なビデオフォーマットに対応しているかを確認しましょう。

2. 使いやすさ

初心者向けに設計されているソフトは、シンプルで直感的なインターフェースを持っている場合が多いです。使い方が簡単でわかりやすいソフトを選ぶと、操作ミスも少なくなります。

3. 編集機能の有無

DVDに焼く前に動画を簡単に編集できる機能(トリミング、字幕追加、チャプター作成など)があると便利です。シンプルな焼き込みソフトでも、基本的な編集機能が付いているものを選ぶとよいでしょう。

4. メニュー作成機能

オリジナルDVDメニューを作成できる機能も、プロフェッショナルなDVDを作成したい場合には重要です。メニューのカスタマイズが可能かどうかも確認しましょう。

5. 速度と安定性

焼き込み速度とソフトの安定性も重要なポイントです。特に、大きなサイズのビデオファイルを焼く場合は、高速で安定したパフォーマンスを発揮するソフトが求められます。

6. 価格とサポート

無料ソフトと有料ソフトのどちらを選ぶかも考慮する必要があります。無料ソフトは基本的な機能が揃っていますが、有料ソフトにはより多くの機能や技術サポートが含まれています。自身の予算とニーズに合わせて選びましょう。

7. Mac対応状況

一部のソフトは特定のmacOSバージョンにのみ対応していることがあります。最新のmacOS Venturaでも動作するか確認してからインストールするようにしましょう。

8. ユーザーレビューと評判

インターネット上のユーザーレビューや評価を確認し、ソフトの実際の使用感や不具合情報などをチェックすることも大切です。

MacでDVDを焼く際の注意事項

MacでDVDを焼く際の注意事項について、以下のポイントに注意してください。

1. 対応ソフトウェアの選択

Macには標準で「Finder」や「ディスクユーティリティ」を使った簡単なDVD作成機能がありますが、より高度な機能を必要とする場合は、サードパーティのソフトウェア(例:DVDFab、Burn、Roxio Toastなど)を使用するのがおすすめです。

ソフトウェアの選択は、目的に応じて行いましょう。データバックアップ用、ビデオDVD作成用、ISOイメージの書き込み用など、用途に合ったソフトを選ぶことが重要です。

2. ディスクの種類を確認

DVDにはDVD-R、DVD+R、DVD-RW、DVD+RW、DVD-R DL(デュアルレイヤー)など複数の種類があります。用途に応じて適切な種類のディスクを選ぶ必要があります。

ビデオDVDを作成する場合は、プレーヤーが対応しているディスク形式を確認してから焼きましょう。

3. DVDの容量を考慮

DVDの容量を超えるデータを焼くことはできません。通常のDVDは4.7GBの容量ですが、デュアルレイヤーDVDは8.5GBまでのデータを格納できます。データサイズを事前に確認し、容量に収まるように調整してください。

4. 書き込み速度の設定

書き込み速度を最大限に設定すると、焼きミスが発生しやすくなることがあります。安定した品質を確保するために、適度な書き込み速度(通常は4xから8x)を選択することを推奨します。

5. ソフトウェアの互換性と更新

使用するソフトウェアが最新バージョンであり、macOSと互換性があるかどうかを確認してください。最新バージョンを使用することで、バグの修正や新機能の追加による安定性が向上します。

6. リージョンコードの設定

リージョンコードが設定されたDVDを焼く場合は、リージョンフリーの設定を確認するか、適切なリージョンコードを設定してください。これにより、プレーヤーで再生できないといった問題を防ぐことができます。

7. ディスクの品質に注意

安価なディスクを使用すると、焼きミスが発生したり、保存期間が短くなることがあります。信頼性の高いメーカーのディスクを使用することで、長期的な保存と品質の確保が期待できます。

8. バックグラウンドプロセスの管理

DVDを焼いている間は、バックグラウンドで多くのアプリケーションを実行しないようにしましょう。これにより、リソースの競合が減り、焼きミスの可能性が低くなります。

まとめ

今回はMac向けのDVD焼くソフトを8つ紹介していきました。完全無料のソフトでもしっかり編集できるものはありますし、DVDFab DVD 作成のような有料ソフトはさすがに優秀な機能を搭載しています。処理速度、編集機能、操作性など8点それぞれに別の特徴があるので、きっと自分に向いているソフトがあったはず。有料ソフトにも無料版が用意されているので、まずは一度試してみてはいかがでしょうか。

スマホ動画をDVDに書き込みたい場合は、iPhone動画をDVDに焼くという記事を参考にしてください。また、ブルーレイ再生方法を知りたい方は、Mac ブルーレイ 再生までご参照ください。