iPadでDVDを再生・見る方法 5選
iPadには光学ドライブが内蔵されていないため、DVDを再生することができません。結論からお伝えすると、外付けドライブを使用することでDVDの視聴はできますが、購入の負担があります。無料でiPadでDVDを観たい方は、DVDをMP4やMOVなどの動画形式にリッピングする方法がよいでしょう。
iPadでDVDを再生・見る方法 1:DVDを動画形式にしてiPadに取り込み再生する
手軽にDVDを再生したいからiPadで視聴する方法を探しているのに、わざわざ外付けドライブを購入するのは嫌だ…と思う方もいるでしょう。そんな方におすすめなのが、DVDをMP4やMKV、 MOVなどの一般的なファイル形式に変換する方法。
DVDのリッピングソフトは数多くありますが、特におすすめなのがDVDFab DVD リッピングという業界最強ソフトです。
- 最新のコピーガードと古いコピーガードをすべて解除
- 出力動画・音声フォーマット数は1000以上
- iPadに最適化されたプロファイルも用意される
- 詳細設定と動画編集機能が充実している
- すべての機能をたっぷり30日間試せる試用版を提供
DVDFab DVD リッピングを使用して、DVDをiPad用の動画ファイル形式に変換する方法
「他のプロファイルを選択」>「デバイス」>「Apple」からiPadを選択します。
「詳細設定」でビデオ、オーディオ、字幕の詳細設定を行うことができます。
「動画編集」でアスペクト比、画面の明るさや彩度、透かしや字幕の追加、再生速度の調整などの編集オプションが利用できます。
「トリム」で動画の不要な部分をカットできます。
iPadでDVDを再生・見る方法 2:有線の外付けDVDドライブを使う
有線の外付けDVDドライブをLightningケーブルでiPadに接続すれば、iPadで DVDを再生できます。有線タイプはケーブルが邪魔だと思うかもしれませんが、有線タイプであれば再生の際にネットが必要ありませんので、完全オフラインでDVDの視聴ができます。
iPadでDVDを再生・見る方法 3:ワイヤレスの外付けDVDドライブを使う
WiFiに対応している光学ドライブであれば、ワイヤレスでiPadに接続できます。ケーブルを使用する必要がありませんので、机の上がごちゃごちゃになることもありません。ただし、必ずiOS/iPadOSに対応している製品を選ぶことが大切です。
iPadでDVDを再生・見る方法 4:パソコン画面をミラーリングする
Apple製品にはミラーリングと呼ばれる、Appleデバイス間で画面を共有できる機能が搭載されています。少し裏ワザ的になりますが、MacでDVDを再生し、そのパソコン画面をiPadにミラーリングするという方法もあります。
この方法には品質が下がるというデメリットもありますが、Macパソコンをお持ちの方には手軽にできる方法です。(ただしパソコン用の外付けDVDドライブは必要になりますが…)
iPadでDVDを再生・見る方法 5:DVDを再生するための専用アプリを使う
SUPER EIGHTのDVDやブルーレイのコンテンツを視聴できるSUPER EIGHTアプリ、ディズニー作品をスマホやタブレットで視聴できるMovieNEXなど、DVDのコンテンツをモバイル端末で視聴できるアプリもあります。
また、スマプラムービーに対応しているDVDであれば、DVDに収録された映像をスマホやタブレットで視聴できます。
ただ、すべてのDVDが専用アプリに対応しているわけではありませんし、自作DVDはこの方法ではiPadで視聴できません。
iPadでDVDを見る方法を比較
有線ドライブ | 無線ドライブ | リッピング | ミラーリング | 専用アプリ | |
ケーブル | 必要 | 不要 | 不要 | 不要 | 不要 |
画質 | DVDオリジナル画質 | DVDオリジナル画質 | DVDオリジナル画質 | 落ちる | 通信速度に依存する |
メリット | iPadとつなぐだけでOK | ケーブル不要 | iPad以外でも再生できる | 数クリックで簡単にできる | アプリだけで簡単にできる |
デメリット | ケーブルが邪魔 | ネット環境が必要 | iPadのストレージを使用する | 画質が悪くなる、Apple製品同士でないとできない | 特定のDVDしか再生できない |
ネット | 不要 | 必要 | 不要 |
不要(ネットがない場合はそれぞれのデバイス1m以内) |
必要 |
コスト | 高い | 高い | 無料でも可 | 無料 | DVDを購入する必要あり |
難易度 | ★★★ | ★★★ | ★ | ★ | ★★ |
有線ドライブはケーブルが邪魔というデメリットがありますが、DVDオリジナル画質も維持でき、オフラインでDVDを再生できます。一方無線ドライブはケーブルが必要ありませんがWiFiを使ってiPadと接続する必要があります。
DVDをリッピングする方法は、ケーブルも不要で、再生の際インターネットも必要ありません。オリジナル品質を維持できますし、DVDFab DVD コピーのような無料体験を利用すれば、完全無料でリッピングを行うことも可能です。
ミラーリングや専用アプリは、必要デバイスやDVDを持っている場合は便利な方法ですが、利用できるケースに限りがあります。また、ミラーリングは画質がかなり落ちる可能性があるため注意してください。
DVDをiPadで再生するためのおすすめ外付けドライブ
ここでは、iPadに対応しているDVDドライブを紹介します。詳しい規格や仕様については製品の公式ホームページを参考にしてください。
Logitec Direct SM5WUVWH
Logitec DirectはiPhone/iPadやAndroid端末に対応しているワイヤレスタイプのDVDドライブです。内部機構に「耐振動機構」を搭載しているため揺れに強く、電車内や車内での視聴にも最適。視聴を途中で中断しても、またそこから再開できるレジューム機能を搭載しています。
アイ・オー・データDVDミレル
アイ・オー・データのDVDミレルは、スマホやタブレットでDVDを楽しめる製品です。ワイヤレスのポータブルタイプなので、外出先や電車の中でもコードが邪魔になりません。モバイルバッテリー対応なので、外出先でも長時間DVD鑑賞を楽しむことができます。
BUFFALO ラクレコDVD
パソコン周辺機器メーカーであるバッファローによるDVDドライブ。ワイヤレスタイプのドライブで、コンセント給電にもバッテリー給電にも対応しています。シンプルなインターフェースなので、チャプター戻しやチャプター送りも簡単に行えます。
Nexmora
USB type-Cを搭載しているiPadとの相性が抜群のDVDドライブ。動作が非常に軽くサクサク動きます。タイプAのUSBも搭載されているため、再生デバイスによって使い分けることができます。価格も2000円ほどとコスパがかなり良い製品です。
iPadでDVDを見たい方向けのQ&A
パソコンなし!iPadでDVDを焼ける?
結論からお伝えすると、iPadでDVDを焼くことはできません。DVDへのライティング作業にはパソコンとPC対応のライティングソフトが必要です。確かにiPad対応のDVDドライブで書き込み機能を搭載する製品はありますが、そのほとんどはCD専用の書き込み機能でありDVDには対応していません。
視聴できます。iPad対応かつブルーレイディスクにも対応しているドライブを使用しましょう。もしくはブルーレイリッピングソフトを使ってブルーレイをMP4やMOVなどのフォーマットにリッピングしてiPadで再生する方法も便利です。
DVDドライブを使用している場合、まずは接続の問題を疑ってみましょう。電源はきちんと入っているか、USBケーブルに破損はないかチェックしましょう。もしくはiPadの電源を入れ直してみるのも有効です。再起動をすることにより一時的なシステム障害を解消することができます。もしくは、iPadのシステムをアップデートしたり、iPadを充電してみたりするのも有効です。
外付けドライブの大きな違いは2つ。1つ目はケーブルタイプか、ワイヤレスか。2つ目はUSBメモリの違いです。USBメモリには3.0規格と2.0規格があり、それぞれ下記のような違いがあります。
3.0規格 | 2.0規格 | |
転送速度 | 最大5000Mbps | 最大480Mbps |
電力供給量 | 900mA | 500mA |
まとめ
今回はiPadでDVDを視聴する方法を解説しました。iPadでDVDを視聴する方法には、iPad対応のDVDドライブを使用する、DVDを動画形式にリッピングする、専用アプリを使うなどの方法があります。iPadでDVDを再生する方法を知っておけば、ネットワークに接続することなくDVDを楽しめるでしょう。
高品質かつスピーディーにDVDをMP4やMKVにリッピングしたい方は、DVDFab DVD リッピングをお使いください!1000以上の形式にリッピングできるだけでなく、2時間ほどのディスクを15分ほどで処理できます。