【MP4に変換可能】PCにM3U8をダウンロードする方法！iPhoneやAndroidスマホでもできる？

M3U8は複数のプレイリストを所有しているテキストファイルです。M3U8に対応しているプレーヤーは少なく、再生するのも大変。そこでおすすめなのが、M3U8を汎用性の高いMP4に変換する方法です。暗号化されたM3U8をMP4に変換するソフトウェアが少ない。

ファイルをダウンロードしようとしたら、M3U8という見慣れない形式でダウンロードできない…こんな経験はありませんか？M3U8はメディアファイルやフォルダへのパス、再生リスト情報が含まれたテキストファイル。M3U8ファイルをTSファイルに分割することでファイルの軽量化・高速化が図れることから、近年多くの動画ストリーミングサイトで採用されています。結論からお伝えすると、M3U8は専用ソフトやChrome拡張機能を使うことで簡単にダウンロード可能です。今回は、M3U8をMP4に変換する方法やM3U8をダウンロードする方法をみていきましょう。

M3U8とは？MP4との違い＆開き方

M3U8とは？

M3U8はApple社によって開発された、ファイルメッセージを含むテキストファイル。M3UをUTF-8対応させて作られており「UTF-8でエンコードされたM3Uファイルの一種」といえるでしょう。

M3U8には動画の場所やプレイリスト情報が記されており、ストリーミングへのアクセスやウェブサイトからのダウンロード、インターネットラジオの視聴などが簡単に行えるため、多くの動画配信サービスで採用されています。少し専門的な話をすると、動画配信サービスはM3U8ファイルを「.ts」の動画ファイルに分割し、ユーザーそれぞれのネットワークの帯域の情況によって、自動的に1つの適当なコードレートのファイルをマッチングすることで動画を配信しています。

対応サイト一覧

例えばM3U8形式の動画を配信しているサイトには下記のようなものがあります。

M3U8とMP4の違い

M3U8はテキストファイル、一方MP4は動画ファイル。MP4は多くのスマホやパソコンで再生ソフトをインストールすることなく再生ができるほど互換性が高いですが、M3U8は対応している再生ソフトが少なく、互換性は低いです。また、M3U8はTSファイルのプレイリストなのでTSファイルしか格納できませんが、MP4は動画と音声、字幕などを一つのファイルに格納できます。

M3U8ファイルの開き方

M3U8はテキストファイルであるため、そのままクリックしても再生できません。M3U8を開いて再生するには、M3U8に対応しているiTunes、VLC Media Player、5KPlayer、GOM Playerなどのソフトを使うか、M3U8をMP4やMKVなど汎用性のある形式に変換する必要があります。

M3U8をダウンロードできるツール6選

M3U8形式の動画をダウンロードしたい場合、一般的なダウンロードソフトを使っても分割されたTSファイルが並んでいるだけなので、お目当ての動画は再生できません。ここでは、M3U8をMP4に変換してダウンロードできるツールを6つ紹介します。ツールによって、暗号化されたM3U8もダウンロードできるのか、それとも暗号化されたM3U8はダウンロードできないのか異なりますので、事前に確認してくださいね。

MP4に変換可能な「StreamFab M3U8 ダウンローダー」

StreamFab M3U8 ダウンローダーは、DRM M3U8で暗号化されたコンテンツを最高2160pの画質でMP4/MKVとしてダウンロードできるソフトです。ブラウザ型UIなので普段通りテレ東BIZやMissAV、TAC、TVingを開いて検索するだけで動画が解析され、数クリックでダウンロードできます。特にMissAV、StreamFabはほぼMissAVのダウンロードの対応性が一番良いソフトウェア。5本までまとめて動画をダウンロードできるため、複数のアニメや配信動画をダウンロードしたい方にもおすすめです。高度な技術が搭載されているため、成功率も99%と非常に高いです。

上記のM3U8動画サイトに全て対応します。

StreamFabを無料でダウンロードして試してください。

StreamFabオールインワンは40以上のOTTと1000+の動画サイトに対応しています。広告カットや言語選択、字幕保存など、機能が充実しており、複数の動画をまとめてダウンロードする事ができます。38,640円の価格は高価と思われるかもしれないが、5台のパソコンで同時に利用でき、そして3,500円のAmazonギフト券をもらえることを考えてたら逆に安いと思いません？

無料のM3U8ダウンロードツール「ffmpeg」

FFmpegは、オープンソースのマルチメディアフレームワークであり、ビデオ、オーディオ、またはその他のマルチメディアファイルを変換、編集、再生できるソフト。

ただし、FFmpegは暗号化されていないM3U8技術の動画をMP4に変換するだけ、暗号化されたM3U8のURLからMP4を抽出するにはKeyが必要となります。

また、FFmpegでM3U8動画をMP4に変換する場合、まず再生画面の空白部分を右クリックして「ページのソース表示」をクリック。そして「Ctrl」＋「F」と同時にクリックして、「.m3u8」を入力。「'　'」にあるURLはm3u8のURLです。

Windowsの左下にある検索ボックスで「CMD」を入力、「ffmpeg -i "http*****.m3u8" -c copy "output.ts"」をコピーして「Enter」キーをクリックしたら、FFmpegでm3u8のURLから動画をtsファイルにダウンロードします。

そのtsファイルの保存先はコマンドプロンプトを開いて、そのカーソルの左にあるパスです。

ダウンロードしたtsファイルはデフォルトで「C:\Users\」というフォルダに保存されます。

操作性に優れた「VideoProc Converter」

VideoProc Converterは動画変換やDVD変換、画面録画などができる多機能ソフトです。最近、AI技術も搭載されています。対応サイトはそれほど多くではないが、対応の出力形式が多い。1,000以上のファイル形式に対応しており、その中にM3U8も含まれています。URLを貼り付けるだけで簡単にダウンロードができますが、エラーが発生することもあるため注意してください。また、その録画機能でディズニープラスやHuluを録画する時真っ黒となっています。ちなみに無料版では3本までM3U8の動画をダウンロードできます。

ダウンロード機能でM3U8動画を保存できない場合は、その画面録画機能を試してみてください。

人気Chrome拡張機能「ストリームレコーダー」

ストリームレコーダーはM3U8をMP4としてダウンロードできるGoogleChromeの拡張機能です。拡張機能内部で変換が行われるためセキュリティ面も安心。ダウンロード機能だけでなく録画機能も付属しているため、万が一ダウンロードができない場合はすぐ録画に切り替えられるという便利さもおすすめポイントです。ただし、暗号化されたファイルはダウンロードできませんので注意してください。

広告が最小限のM3U8ダウンロードサイト「AnyConv」

AnyConvは、M3U8をMP4に変換できるインストール不要のオンラインサイトです。ストリーミング形式のM3U8はサポートしていませんが、すでにデバイスに保存されているM3U8ファイルをMP4に変換できます。完全無料で利用できる点はメリットですが、サイトにアップロードできるファイルは100 MBまでに限られます。

プレーヤー機能付きの「5KPlayer」

5KPlayerは、動画やラジオの再生、動画ダウンロードなどができる多機能ソフトです。AirPlay受信機が内蔵されており、Appleデバイスの映像をネットワーク経由で別のデバイスに映し出すこともできます。暗号化されたM3U8に対応しているかどうかは明記されていませんが、YouTubeやTverなど暗号化されていないM3U8動画ならダウンロード可能です。ただし、これは再生機能を主にするもので、M3U8動画をダウンロードできない場合もあります。

M3U8をダウンロードできるツール6選を表で比較

iPhoneやAndroidスマホでM3U8をダウンロードするには？

iPhoneでM3U8をダウンロードする方法

動画保存 / バックグラウンド再生 / iCapはM3U8やMP4動画をアプリ内に保存してオフライン再生できるアプリです。ローカルに保存できないため厳密にはダウンロードではありませんが、お気に入りのM3U8動画をストリーミングではなくオフライン再生したいときに役立ちます。PIP（ピクチャインピクチャ）にも対応しているところもおすすめポイントです。

AndroidでM3U8をダウンロードする方法

Clipbox+はAndroidとiPhoneで使えるファイルダウンロード・ファイル管理・ファイル再生アプリです。暗号化されていないM3U8のダウンロードに対応しており、「サーチ」からWebサイトを検索し「+」ボタンをクリックするだけで簡単にダウンロードができます。ダウンロードした動画をそのままバックグラウンド再生できる機能も便利。

M3U8のダウンロードに関するQ&A

M3U8をMP4に変換できるフリーソフトは？

VLC Media PlayerはM3U8の再生だけでなくM3U8からMP4への変換も行えるフリーソフトです。ただしストリーミング形式のM3U8は変換できず、ローカルに保存されているM3U8にしか対応していませんので注意しましょう。

M3U8のURLを抽出する方法は？

Windowsの場合、F12＞Network＞Allと進み「m3u8」と入力して「Ctrl＋R」をクリックしてください。M3U8のURLが表示されるはずです。

FFmpegでM3U8をダウンロードするためのコマンドは？

「ffmpeg -i "http*****.m3u8" -c copy "output.ts"」です。

VLCでM3U8をMP4に変換できるか？

できます。「メディア」＞「ネットワークストリームを開く」をクリックして、M3U8のURLを貼り付け、右下にある「再生」ボタンを「変換」に変更すればいい。

ただし、暗号化されていないM3U8動画を変換できません。

M3U8をMP4に変換できるオンラインサイトは？

Video CyborgとConvertioのいずれかを使えば、M3U8動画をMP4に変換する事ができます。ただし、ダウンロード速度が遅い。Video Cyborgに100MB以内の動画しか対応しません。

まとめ

M3U8は動画のURLをまとめたプレイリストファイルです。今後「https://xxxxxxx/master.m3u8」なんてURLを見かけたら、M3U8はプレイリスト情報を含んでいるテキストファイルであることを思い出してくださいね。M3U8形式の動画をダウンロードしたい場合は、StreamFab M3U8 ダウンローダーをお使いください！業界トップレベルの技術が搭載されているため、エラーが出たり、音声と動画がバラバラになったりすることもほとんどありません。